カテゴリ: 手作り

職種柄、インパクトドライバーを使ってネジを毎日締めるのだが、

①ビスの入った箱からビスを一つ取り出し、

②指先でネジの先端にビットを食い込ませて保持し、

③そのまま締める場所まで持っていき締める。

言葉にするとたった三工程なのだが、経験者なら分かるだろう。そう、①と②の工程が、数をこなすとなるとかなり面倒で、非効率なのだ…

救世主を探す

何とかネジをビットに挿す工程を、効率化する方法はないものかと悩んでいたところ、あった。ネジ締めを効率化するアイテムが存在したのだ!

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君の名は?

「ネジ自動供給機」です。

ってそのままやんけ!(笑)これはめちゃ便利で、上からネジをざばっと適当に入れると、手前のレールにネジが一本ずつ供給されるので、上からビットを差し込んでネジを先端に簡単に嵌める事が出来るのである!

これだ!これは買うしかない!と言うわけで値段を見てみると…

7万円オーバー!(゚∀゚)

さすがに個人で仕事用に買うにはリスクが高すぎる値段なので、とりあえず他の選択肢は無いのか調べてみると、お手軽な値段で使えそうな物を発見した!

再度、君の名は?
さて、そのお手軽な物はコレ!

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その名も、

「ネジ整列皿」!

いや、再度、そのままやん!と言う突っ込みは置いておこう(笑)

見ての通り、樹脂のトレイに穴が空いてるだけの商品で、この中にネジを入れて振ると、ネジが穴に入ってネジを上からさせる代物。コレは良さそうだ!(゚∀゚)

値段はと言うと、送料込みで約3000円ほど。さっきの7万円に比べると遥かに安い!使いやすいかどうかは置いといて、試してみる価値はありそうだ!

早速購入しようかと思ったが、写真を見て気付いたんですよ…

イヤ、コレ、簡単に作れるんじゃね?(゚∀゚)

また私の悪い癖発動…「買う前に自分で作ってみよう病」が発症しました(笑)

と言うわけで、頭の中でイメージを作り、早速ダイソーに材料を買いに行きました。

買ったのはコレ。

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何の変哲もない、ただの樹脂トレイ(笑)これに穴をあけて、2段にして高さを出せば、それで良いんじゃね?(゚∀゚)

って事で制作しました。

200円にしては最高の出来


作り方は簡単。ただ、無心になり、精神を統一して、穴をあけて行くだけ(笑)ドリルで一つずつあけていったのですが、途中ドリルの刃ではなく、私の心が折れそうでした(笑)

さて、かなり適当に穴をあけて、皿を取り完成したのがこちら。

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いや、穴の位置適当!(゚∀゚)
(笑)(笑)

一応穴の位置を下書きしたのですが、途中で面倒になり、無心でドリルぶん回していたらこうなりました(笑)

早速ネジを入れて実験してみましょうか!

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仕事で使うのはM4のネジだったので、実物を会社から借りてきて、実験してみました。結果、中々良好です!(´∀`)

手持ちのインパクトドライバーでネジを挿す練習してみたんですが、慣れるとコレは良い!最初ネジの頭を挿すのにコツが必要だったのですが、何度かやってみると慣れました。

少なくとも、いちいち箱から一つずつネジを取り出して、先端に食い込ませる動作は減りました!


あくまでも試作を兼ねた作品なので、耐久性は謎ですが、(おそらくこの樹脂トレイの厚みではすぐ割れるだろう)仕事で早速使ってみたいと思います。

とりあえず7万円→3000円→200円と、当初の300倍以上安くなったので良しとしましょう(笑)

ネジ締める作業を毎日大量にこなす方で、会社に良い物が無いよって方、ぜひお試しください(´∀`)

全国のメルカリストの皆さま!お待たせ致しました!(゚∀゚)ついにワタクシ、開発してしまいましたよ!画期的なアレを!

その名も

「ゆうパケットポスト専用スケール」です!

メルカリに慣れてくると、どうしてもネコポスの厚み3cmの洗礼を受けるのですが、そこでは大活躍するのがゆうパケットポスト。

地味に忘れられがちな発送方法ですが、驚異的に便利で、私も頻繁に使っています。

厚み3cmより、あと5ミリか1cmくらいあれば良いのに!と思った方も多いですよね?そんなときはゆうパケットポストの出番!

概ね大きな郵便局に置いてあるポストは、投函口の厚さが約4cm。つまりらくらくメルカリ便よりも1cm厚みがあるものまで発送できます!

しかも重量制限が無いので、どんな重さでも理論的には大丈夫!(あまりに重すぎると中身が破損するかも(^◇^;))しかも送料200円!

※2024年現在は送料215円、重さ2kgまで。

もし自宅近くに厚み4cmのポストがある方は、いつでも出せて大変便利ですね(^^)

今回はそのポスト投函口の厚み4cmを自宅で測る為の、専用スケールの作り方を紹介します!

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材料は全てセリアで揃う!
さて、早速作っていきましょう。まずは材料集めですが、これらは全てセリアで揃います!なるべく皆さんでも簡単に作れるように工夫しましたので、是非挑戦してみて下さい(^^)

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一つ目はインテリアアイアンバーです!この高さが3.8cmとめちゃくちゃ程よい高さなんです!しかし、4cmまであと2ミリ足りない…さてどうするのか。こちらを使いましょう。

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強力マグネットです!このマグネットですが、何と…厚みがジャスト2ミリ!(゚∀゚)

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それをこのように取り付けて、土台にねじ止めします!これまたマグネットが奇跡的にネジ穴の間に収まります(笑)

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土台にはコレ!四万十川ひのき!メイドインジャパン!(゚∀゚)しかもこれまた幅がジャストフィット!出来すぎてないですか?(笑)

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あとはこの木ねじで留めて完成です!余談ですが、このネジはキツめに締めた方が良いかもです。するとピッタリと4cmに収まります!(^^)

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計測するとジャスト4cm!完成です!(^^)かかった時間はわずか数分!誰でも簡単に作れますので、是非お試しください!

ちなみに、ネジは1番のプラスドライバーが適合します。お持ちで無い方はこれも揃えてくださいね(^^)全て揃えてもわずか500円でできますよ!(^^)

番外編 完成品
ここまで説明して来ましたが、実はもっと手軽な完成品⁈が、最初から売っています(笑)それはこちら…


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キッチンペーパーホルダーです(^^)すぐにお気付きかもしれませんが、この幅がまさかの…

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4cmジャスト!(゚∀゚)

じゃあ最初からこれ買えって話ですが、ひとつだけ問題が。

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向かって左側に行くにつれて、若干広がってしまっているので、2、3ミリ幅が広い(^◇^;)指で曲げて修正する必要があるのです。

ただし、これでも十分簡易的なスケールにはなるので、手軽に測りたい方はこちらを購入しましょう!(^^)










先日初めて私の経営している出張修理に注文が入りました(^^)

初の修理がBBのオーバーホールでした。

クランクを外して現れたのが、ママチャリ独自の謎規格のBBのワンでした(笑)

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しかし、慌てない。なぜなら…

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専用工具、ありますから!(゚∀゚)

しかし、何でママチャリってBBのワンの形状を統一しないの?馬鹿なの?何なの?(笑)

気を取り直して、中身を確認。

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ハイ、よくあ〜るやつですね(笑)リテーナーがぶっ壊れてました。自転車預かった時、クランクがヤバいくらいガタガタでしたから、まぁ当然の結果かと…(^◇^;)

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反対側は無事でした。シャフトもワンもまだ使えそうなので、リテーナーのみ交換してグリスアップ。戻していきます。

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さて、反対側のワンですが、これも良くある形状です。ただ、個人的に思うのが、この形状、何で無くならないの?って思う。スポーツバイクにも昔から使われている形状なんだけど、工具が掛かりにくくて、回しづらい…

ましてや本締めなど到底無理。固着したら非常に厄介な相手ですよ、この形は(^◇^;)

しかし、しっかり回せる専用工具、あります。

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HOZANの「C-207」です。コイツはなかなか秀逸です。

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ガイドをシャフトにねじ込みます。

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そしてこのようにして使います。ガイドのおかげで、工具がブレにくく力が入ります。ただ、回して力をかける時は、少し工具を押さえながら回さないと、爪の掛かりが浅いので、回しにくい事もあります。しかし、大型モンキーや、薄型のレンチで締めるよりは、相当力が入りますので、固着していても大丈夫ですね(^^)


さて、交換が終わりワンを締めて玉当たり調整。最後にロックリングを締める訳ですが…このロックリングを締めると言う工程が、作業者泣かせなんですよね(^◇^;)

一般車のロックリングは強敵
さて、一般車を修理した事がある人は分かる話ですが、BBのロックリングってかなり面倒なんですよね。私も過去の記事で述べましたが、とにかく締め辛い。

経験と勘が無い人が無茶をすると、大怪我をする程厄介な相手です。私も作業中に工具が外れて怪我をした事があります。
ロックリングの救世主
さて、そんな厄介なロックリング締めに、救世主が現れました。


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以前のブログで紹介した、HOZANのC-135です!この工具は本来ならチェーンケースのロックリングを締める為の工具なんですが、以前の検証では、通常のロックリングは若干サイズが合わずに締める事が出来なかったんです。

しかし、今回もう一度チャレンジしてみたら、何と…

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ジャストフィット!(゚∀゚)

いや、前は無理やったけど、今回は合うやん!ってな感じで、ママチャリパーツの精度のバラつきに感心しました(笑)前回の自転車のロックリングは無理でしたが、今回のロックリングにはピッタリ(゚∀゚)

と言う訳で、検証が完全終了です!結論、HOZANの「C-135」では、回せる物と回せない物、双方存在するって事です!(笑)

早速本締めしてみた
さて、ピッタリフィットした事だし、早速本締めしていきたいのですが、ここで一つポイントがあります。それは、工具をしっかりとロックリングに押しつけて回す事。

しかしこれ、言うのは簡単ですが、いざ作業してみると分かるのですが、工具を押さえながらモンキーレンチで工具を回す事が中々難しい(^◇^;)

そこで!登場するのが私のオリジナル工具!

※詳しくはこちらの記事をチェック!

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これは、友人の工場で作ってもらった樹脂バージョンですが、どのように使用するかというと…

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このように、ねじ込んでワッシャーを押し込み、工具を押さえつけて使用します(^^)本来なら金属製なのですが、試作品として樹脂で作ってもらいました(^^)

強度が心配でしたが、このままロックリングを本締めしても、折れる事も無く使えました(^^)ただし、やはり金属製に比べると耐久性は劣るかと思います(^◇^;)

もしこの記事を見て欲しい方がおられましたら、納期はかかりますが販売いたしますので、ツイッターのDMからどうぞ(^^)(@daisuki_karasu)

※参考価格(送料別)樹脂製1,500円、金属製3,800円


ママチャリ最後の罠
さて、無事ロックリングも締め終わり、後はチェーンケースを付けてクランクつけて終わりです。


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チェーンケース金具を付けるのですが、ここで注意!順序が逆転していますが、チェーンケースを外す前に、必ず印を付けておきましょう!

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中央、白いマーキングしました。これをしておかないと、チェーンケースの位置が分からなくなり、難儀します…(^◇^;)どう言う事かと言うと、下記写真をご覧ください。

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おーまいがー!(゚∀゚)擦っとる…

となります(笑)まあ、最終的には実は金具の位置と言うより、クソチャリ(お客さんの自転車に失礼ですが…(笑))の精度と設計がダメなんですがね(^◇^;)

今回のこの自転車なんですが、何度やってもチェーンケースの位置が合いませんでした…作業前の写真を撮っていなかったのが問題なんですが、最初はどうなっていたんだろう(笑)

仕方ないので、どうしたか。

力技でゴリ押しです!(゚∀゚)(笑)

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何とか手でチェーンケースを曲げて調整しました。しかし、設計者はアホなんですか?そもそもクリアランスがギリギリすぎるし、何で力技で曲げないといけないの?(笑)

しかし、総じて今回は色々勉強になったので、前向きに考えましょう(笑)次回の修理ではどんなイレギュラーが待っているのやら。ま、楽しんでボチボチいきましょう(^^)




当ブログをご覧いただき、ありがとうございます(^^)

おかげさまでYouTubeチャンネルの方も登録者が100人を超えました!ここで歩みを止めないためにも、今年は新しきチャレンジをしていく事をここで宣言します!

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今年はMTBコースを作成するぞ!
画像にあるのは、地元にある山道なのですが、最近、ここのコースがある「青少年山の家」が閉鎖されてしまいました…

市役所には何度も話を付けに行っていますが、この山道、好きに整備してくれて良いとの事なんで(むしろ整備してくれると助かると言われました(笑))今年はここを頑張って整備して、マウンテンバイクのコースを作成したいと思います!

こんなに美味しい話は無いと思うので、コツコツと整備に力を入れて行きます!

随時その様子もYouTubeやブログでアップしていくので、応援よろしくお願いします!

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駐車場もあって、環境も良く、本当に素晴らしい場所なんです。こんな宝物が日本にはまだまだあるんですよ!

日本の山を再生させる一助となれば。




物を生み出すのは本当に楽しい。

さて、私が題名の通り匠かどうかは置いておき(笑)、過去にこんな物を作ってきました(゚∀゚)


今回も手作りネタの紹介です。と言っても、今回はあまり大した物は作っていませんが。

さて、今回の主役は「裾バンド」です。この時期の通勤には必須です。寒い時期はやはり長めのパンツを履くので、これが無いと裾が巻き込まれたり、汚れたりで大変です。

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まずは凄くシンプルなタイプから。ごく普通の平テープに、面ファスナーを縫い付けるだけ。

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超簡単(゚∀゚)慣れた人なら数分で完成します(^^)テープのバリエーションは無数にあり、柄物やカラーなど色んなタイプが出ているので、自分好みの物が作れます。

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完成(^^)

…って、なんで糸が白やねん(゚∀゚)替えるの忘れてた(笑)ちなみに、化繊のテープは最後にライターで端を炙り、ほつれを防止しましょう!

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もう一つ、オシャレなやつも作ってみました!女子ウケしそうでしょ?(笑)

どうせバンドを着けるなら、オシャレな方が良いですもんね(^^)

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オシャレなやつは、さすがに一つ作るのに30分くらいかかりますが、生地の種類はまさに無限のようにあるので、いくつも作りだめしたくなりますな。

番外編もありまして…

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超適当な試作品ですが、これ何で出来てるか分かりますか?

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こうやってみても分かりにくいですが、実はこれ、自転車のチューブです(^^)不要なチューブを何かに使えないかと思って作ってみました。

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クロスバイクの廃チューブを利用したので、かなり太めに出来てしまいました(笑)少し重いですが、実用性はバッチリ。実は毎回バイク通勤の際はこれを使ってます。思い切り漕いでも外れたりしません(^^)

さて、また創作意欲が湧いたら何か作りたいと思います。本当に物作りは楽しいですね!(^^)


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