最近読書する機会が増えまくり、気づけば本棚には数十冊の本がひしめき合っています(笑)

読書したら、アウトプットするのが一番なので、今回はその一環として、「やりたいことの見つけ方」に関する本の要約をまとめてみました。


要約

やりたい事を見つけるには、まずは自分の「好きな事」「得意な事」「大事にしている価値観」を見つける事が必要である。

 好きな事とは、


「興味のある分野」の事。(名詞である)


例、「自転車」「ゲーム」「心理学」「ファッション」「料理」etc…


得意な事は、


「自分が意識しなくても自然とできること」

(やっていると楽しい事)(動詞である)


例、「人の気持ちを考えられる」「明るい性格で周りを楽しませる」「整理整頓ができる」「問題の本質を見抜き、解決に導く」「人の悩みをただ聞いてあげる」「創造性を発揮して、新しいアイデアを生み出す」



好きな事で仕事をするのは間違い。「好きな事を得意なやり方で仕事する」が正解。得意な事や好きな事が一緒でも、双方が違えばやりたいことも違う。



「好きな事が心理学」で「得意な事が人の気持ちを考えられる」ならば、「心理学を利用して、人の気持ちを理解する事」がやりたい事。


「好きな事が心理学」で「得意な事が整理整頓」ならば、「心理学を利用して、整理整頓をする術を人に伝えていく」などがやりたい事。


人には得手不得手があるので、例えば同じ心理学が好きな人でも、人の気持ちを理解するのが苦手な人もいれば、人の話をじっくり聞くのが苦手な人も居る。なので、同じ好きな事があっても、人によってやりたい事が違う。


さらに上記に加えて、それを「何のためにやるか」が重要。



・心理学を利用して人の気持ちを理解する。そしてその人たちに「穏やかな気持ちになってもらう」ために仕事をする。


何のためにやるか「穏やかな気持ちになってもらう」


やりたい事は「仕事の目的のための手段」でしかない


例えば、心理学の他に料理が好きだとしても、その料理を仕事にする事で「穏やかなきもちになってもらう」という仕事の目的を達成できなければ、それれは自分のやりたい事ではなく、ただの趣味である。


自分の価値観(大事にしている事)が内側に向くとそれが「人生の目的」になり、外側に向くと「仕事の目的」になる。例えば穏やかな気持ちになりたいと自分が思っているなら、それは自分が穏やかに生きたいと言う人生の目的となる。それを外側に向けると、「穏やかな気持ちに周りの人もなって欲しい」となり、それが仕事の目的となる。


よってやりたい事の公式は下記である。


好きな事(興味がある分野)✖️得意な事(意識せずとも自然とやっている事)✖️価値観(大事にしている考え)


三要素のどれが欠けていても、やりたいことは見つからない。好きな事がわからなければワクワクできないし、得意な事がわからなければ、自分のその強みの生かし方がわからない。価値観を理解していなければ、何の目的を持って仕事をしているか方向性が曖昧になる。


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大事な事(価値観)の見つけ方


質問、「あなたがつい人におせっかいしてしまう事とは?」


この質問の答えが例えば「すぐに人の話に首を突っ込む」だったとしたら、なぜそれをするのか考えてみる。


おせっかいとは意識せずとも自然とやってしまう事である。すぐに人の話に首を突っ込む理由を考えてみると、「人の話を聞いて、問題解決してあげたい」からであるとしたら、それが自身の得意な事であり、「人の問題解決に助力したい」と言う価値観である。


「弁護士」や「臨床心理士」はスキル、知識であり、それらを生かして仕事を探すのではなく、そのスキルを使って何ができるかを考える事が大事。


質問


「いつもイラッとする事は何ですか?」


この答えには自分の得意な事を見つけられる要素が含まれている。得意な事は「考えなくても自然とできる事」なので、できない人がいるとイライラする事が多い。



質問


あなたが感じている「問題意識」は何ですか?


この質問には好きな事を見つけられる要素が含まれています。例えば街中で騒いでいる人が問題だと思っている場合、その根幹には「穏やかに生きたい」と言う考えがあり、穏やかに生きるためにはその人の心理を知らないければならない。よって人を学ぶための「心理学」が好きである。


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以上です。一例として心理学や心理士などが登場しますが、あくまでも一例です。自身に置き換えて考えてみてください。


私もこの類の本を読んで衝撃を受けました。今までは私も「なりたい職業」で仕事を選んできました。ですがそれは確実に間違っていました。


大事なのはどう言う職業に就きたいかではなく、「自分の価値観を実現するためにはなにをしなければならないか」なのです。


それらを自分の興味のある事と掛け合わせて仕事を探す、もしくは世の中に無いなら作り出すのが正解なんですね。


私の場合自転車が好きで自転車店にもたくさん勤務してきましたし、自身で自転車の出張修理も経験しています。ですが良く考えてみると、何故自転車が好きでそれを仕事にしているのかを再考しなければ、今の仕事をやっている意味はないのだと気付きました。


私の場合、自己分析した結果、


好きな事(興味がある分野)はアウトドアでした。自転車はアウトドアの一部として好きだったわけです。事実私は今もキャンプは大好きですし、野外活動が好きです。


得意な事は、問題解決に向けて何としてでもそれらに立ち向かい、ユーモアや創造性を生かして問題解決に導く事でした。


そして大事な価値観は、人に色んな事にめげずにチャレンジしてもらい、人の背中を押す応援がしたい。その結果感謝の気持ちを再認識してもらう事。でした。


これらを組み合わせると…


「自転車で旅をしながら、問題を抱えている人と共に問題解決に向けて対話をする。その結果その人たちの問題意識が少しでも前向きになり、行動にうつしてもらって、人生を変えていく手助けをする」


と言う職業が思い浮かびました!なるほど、私は旅がしたかったんだ(笑)けどすごく無いですか?こんな職業多分どこにも無いわけで、ブルーオーシャンもいいとこですよ(笑)


と言うわけで、もう私も40歳をすぎましたが、まだまだチャレンジする事を諦めてはいません。導き出された新たな職業を創造すべく、行動にうつしていきたいと思う。


ここまで自己分析をしてみると、「自転車屋」になるのが夢では無い事が分かりました。自転車店では私の価値観が実現できないからです。あくまでも私の中の自転車という存在は、価値観を手助けしてくれる道具だったというわけです。なるほど…


皆さんもやりたい事が見つからない場合、もしくは今やっている事に疑問を感じる場合は、自己分析をしてみて、今一度立ち止まって考えてみてもらえると幸いです(^^)


※本記事は以下の書籍の要約です!めちゃくちゃ参考になったので、ご興味のある方、もしくは私の拙い説明でわかりにくかった!という方はぜひご覧下さい。




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