2021年08月

こんにちは。先日、お客さんの自転車のチェーン交換をしました(^^)

フルカバータイプの自転車なんですが、このタイプ、とにかくチェーン交換が面倒なんですよね(^_^;)

そこで今回はフルカバータイプのチェーン交換を楽にする方法を記録しておきます(^^)この手の情報は検索してもほぼ出てこないので、私が決定版の記事を今回書いておきますね(笑)
フルカバータイプの問題点
さて、フルカバータイプの自転車のチェーン交換をするにあたり、とても面倒なのがチェーンを通す時。

カバーが邪魔をしているので、どうやってチェーンを前まで持ってくるのか悩みませんか?サイトによっては、「後ろからチェーンを入れて、自転車を持ち上げて垂直にして重力を利用する」と言う荒技が載ってたりします(^_^;)

昔私もそれ、やった事ありますが、面倒だし重いし危ない…チェーン交換如きにそんな苦労するの嫌ですよね(~_~;)
楽にチェーンを通す方法
さて、ここで私が裏技を教えておきましょうか。同業者の方、既にやってるかもしれませんが参考にして下さい。

まず用意するのはこちら。

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太めの針金の先端を曲げたオリジナルツール。ネットを探しても同じ情報が皆無だったので、意外と知られていない…のか?(笑)


これを見ただけで何となく想像つきましたか?これはこう使います。

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前から突っ込みます!これでお分かりいただけただろう。

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あとはチェーンの先端を引っ掛けて、引っ張り出すだけ(^^)

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か、簡単すぎる(゚∀゚)

下側も同じように作業します。作業時間は1分もかかりません(^^)今まで自転車を持ち上げたりして、苦労していた方是非参考にしてみて下さい(^^)


ちなみに、古いチェーンと新しいチェーンをリンクで繋いで前まで持ってくる方法もあるんですが、あれのデメリットはチェーンの長さが測れない事。

一度チェーンを抜いて、新しいチェーンと長さを揃えてカットして、それからこの工具で通す方が確実です(^^)


ちなみにここだけの話!この工具を手作りでもう少しカッコよく仕上げて、販売しようと思っています。完成したらまたお披露目しますね!(^^)



この前出張修理をしていて、ナイスな自転車を預かりましたので、ついつい写真に収めてしまった(笑)

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ブリヂストンが2010年頃に発売した、ウェッジロック。いわゆるママチャリ ではあるんですが、最大の特徴はこれ!

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ケーブル内装だと⁉︎(゚∀゚)

そうなんです。一般車には珍しいワイヤー内装の構造になっています(^^)久しぶりに珍しい車種に出会えて良かったです。


出張修理をやっていると、こういう珍しい車種に出会えるので、楽しくて仕方ない(笑)そしてこういう自転車に出会ったら、お客さんに自転車を返す時こう言い放ってきます。


「処分は無料なので、この自転車を廃棄する際は引き取ります!」(笑)

こうやってコレクションを貯める事ができる⁉︎(笑)

※実際引き取り処分はしていないのだが、名車や良車に限っては、お客さんに無料処分の甘い言葉をかけております(笑)是非用済みになればわたしにお譲りくださいませ( ´ ▽ ` )

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