さて、この写真何がおかしいか分かりますか?タイヤは27x1-1/2だったのですが、取り出したチューブを見てみると…
ん?28x1-1/2 ⁉︎
これはいけませんね。ワンサイズ上のサイズのチューブをどうやって入れたんだ?と思いますが、これではタイヤの中でチューブが揉まれて削れると思います。
いや、そもそも試した事が無いのですが、空気を入れる事が可能なのでしょうか?どうやって中に入っていたのか不思議で仕方ありません。
しかも、このチューブ2回パンク修理した後がありました。誰がやったのか分かりませんが、お客さんによると、どこかの店でやってもらったそうです。
何が言いたいかですが、以前にパンク修理をしたショップは、何故サイズ違いのチューブが入っていたのにも関わらず、交換を勧めなかったのか?おかしな話だと思います…
ただ、この自転車ブリヂストンの自転車だったんですが、チューブもブリヂストンだったんですよ。完成車の時点でこうなっていた可能性が非常に高い。
客の目に見えない部分だからと言って、このやり方はダメだなと思った次第です。
メーカー車だからと言って安心はできないですね…(^_^;)
1-1/2幅のチューブ選びの注意点さて、今回の記事のついでにチューブ選びの話を。あまり他でも語られていないようなので、私が記録に残しておきます。
1-1/2タイヤですが、主に電動アシスト車や、タフさを謳った自転車にたまに採用されています。タイヤサイズで一番スタンダードなのが、1-3/8というサイズですが、このタイヤ、チューブは非常にメジャーなのでどこでも売っています。それこそ、24、26、27インチなんかは田舎のホームセンターでも置いてますね。
ただ、この少し太い1-1/2タイヤ、チューブはあまり店頭に置いてません。
1-1/2サイズのチューブの選び方たまに大きなホームセンターにいくと、こんなチューブが売ってます。
通常のチューブより分厚いチューブです。普通のチューブは大体0.9ミリ程の厚さが多いのですが、厚みのあるチューブは大体1.2〜1.4ミリほどです。
今回のこの写真のチューブは、実際に私が1-1/2タイヤの修理に使った物です。
太めのタイヤにはこの厚めのチューブを必ず使いましょうという話なんですが、適合サイズを確認してみましょう。
1-3/8サイズと兼用になっています(^^)実は1-1/2タイヤには1-3/8サイズのチューブが兼用できるんです(^ ^)これは覚えておきましょう。
ただし注意点があります!今回のメイントピックなんですが、1-1/2タイヤに1-3/8チューブを使う場合は、
・必ずチューブの厚さが1.2ミリ以上の物を使うように!
何故だか分かりますか?先述しましたが、1-3/8サイズのチューブはそこらじゅうに売ってるので、入手性も良くついつい1-1/2タイヤに、そのまま使ってしまいそうですが、やめましょう。
何故なら…
・チューブは伸びると薄くなるからです。
通常の0.9ミリ厚のチューブを1-1/2タイヤに仕様すると、使えない事は無いのですが、チューブを膨らませたときに、かなり薄くなってしまうんです!その結果、せっかく太めのタイヤで乗り心地も良くしているのに、パンクのリスクが高くなります!
チューブを購入する際は、必ず厚めのチューブを選ぶか、適合サイズを見て兼用できるのか確認しましょう!