2020年08月

先日面接を受けて来たのですが、ちょっとヤバイ会社だったので覚書をしておきます。

自社のYouTubeチャンネルの運営の仕事だったのですが、このご時世有り得ない会社でした。

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まず一つ目に有り得ないのが、業務委託をしている会社が何社もあるのですが、そこから連絡が休日に来る事もあるので、休日でも連絡が来たら即レスしろとの事でした。

いや、それはいかんよ(笑)この記事をお読みのあなたは、これが搾取である事はご理解いただけるだろうか?

そもそも休日に連絡って…業務的におかしいシステムですね。まぁ別にそれでも、気付いた時に返事する。くらいならまだ良いのですが、「即レス」を求めてくるなんて、何様だ(笑)

誰しも休日に羽根を休めたい事はあるだろう。もちろん連絡に気付かないこともある。もしそうなった場合怒られちゃうの?(笑)いや、それはナシだよね。

休日に仕事をする事の一番の問題点は、どこまでが仕事と評価されて、給与に反映されるの?って事。ココ大事!休み中に仕事しちゃったら、会社側はその労働力に対して給与を払わなければいけないのだけれど、そこはどうやって管理するのかな?

しっかりと、出社中に完結させられる委託先を選び、そのような業務形態に持って行くべきであり、それが出来ないのならば、仕事のあり方を再考すべきです。

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このご時世、馬鹿げてる価値観に驚き

さて、休日に即レスなんてまだ可愛くて、そこは譲って良いとしても、有り得ない事を面接の最後に言われました。

「あ、すいません。求人サイトには載せて無かったんですけど、当社は副業禁止なので宜しくお願いします」

ん⁉︎いや、それは無いって。おかしい事言っちゃってんな…

いや、まず一周回って笑えて来ました(笑)この会社のメイン収益は、YouTubeチャンネルによる広告収入らしいんですね。で、副業禁止と聞いて思わず私担当者に聞いたんですけど、

「では私もYouTubeをやっているのですが、自身のYouTubeチャンネルに広告貼って収入得るのはNG?」

と聞いたら、そうですね的な答えが。もちろんアフィリエイトやアソシエイトも駄目っぽい(笑)アホか!(笑)

まとめるとこの会社の言い分はこう。

「休みの日でもちゃんと即レスしてね。あ、それと副業禁止だから、休日にお金儲けしちゃダメなので宜しく!」




オイ!(゚∀゚)

わがまますぎますヤン(笑)休日を、時には会社のために捧げて、しかも帰社後の自由時間もお金儲けに使っちゃダメ(笑)

基本的に帰社後の時間は自由であって、副業を禁止する法的な拘束力は会社には無いんですよ。憲法でもちゃんと私達の自由時間は保護されてる。

今時副業禁止とか、アホすぎて笑えました!(゚∀゚)理由を聞いてみたいですね。しかもYouTubeって一応IT関連の仕事になる訳ですが、先進的な仕事をしている会社が「副業禁止」とか、根本的にヤバイです!

ちなみに、面接時にブログの事を教えたので、担当者がこのブログを読んでいるかもしれませんね(笑)読んでおられたら、是非副業禁止を禁止した方が良いですよと、釘を刺しておきますね。

当記事を書いている時点では、合否の結果はまだ出ていませんが、落選ですかね。そりゃまあ、これだけ言えば当然か(笑)


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そもそも論として、副業禁止が禁止である。

副業禁止のヤバイ会社って、本当に世の中のニュースにすら関心が無いのかな。悲しいレベルです。あれほど最近、「老後の資金2000万円必要問題」があったのに、それを自社が歯止めしてどうすんの?責任取れるの?

一番おかしいと思うのが、副業をしている当人の人生に責任持ってくれんの?って事。会社の給料だけではやりくり出来ないから副業してる人もいるわけ。

副業禁止って言うのなら、その従業員の生活が守られるだけの十分な給与を与えてますか?そもそも生活費が足りないと言う理由で副業してる人は、禁止されたらどうするんですかね。

まぁ私の場合は、YouTubeも始めたばかりだし、まだまだチャンネル登録者数も400人超えたばかりなので、広告もクソも無いですが、そもそもが副業で10万とか稼げる人材って、会社にとってはむしろ有益でしか無いと思います。

会社が副業をむしろ推奨する事が、当人の成長にも繋がりますし、その知識を仕事にも活かせればWIN-WINの関係なので、メリットしかありません。

そもそもが法律で、「帰社後の時間」は何をしても良いと定義されているので、副業禁止は法律違反です。

副業禁止の時代遅れの会社に問うてみたい。

オイ、何で禁止やねん。と。






どうも、絶賛転職活動中の3児の父親です!

さてさて、今回は求人サイトを見てふと思った事を述べていきたいと思います!この業界大丈夫か?と心配になる求人が多数です…

必須条件のハードル
募集要項に良く書かれている文言ですが、

・必須条件

○○の経験者、経験数年以上
年齢○○歳まで

良くみかける光景です。これ自体は別に何の問題も無く、採用側の気持ちも分かります。

しかし!

良く考えてみれば、このハードル凄く高いし、こんな事を続けていて大丈夫なのかと思います。


以前私は下記のような記事を書きました。


ものづくり業界の現状では、経験者を求める声が多く、人の取り合いになってます。

これと同じ事が今たくさんの業界で起きてます!
このハードルの問題点
言うまでもなく、結論からいうと、

「若い子で、専門技術を持った経験者はそんなに多くないだろう」

ということである。いや、一定数はそりゃいるだろうけど、少子化してる事に加えて、そもそもが今はIT産業全盛期だし、そのあたりの仕事の伸び代が半端ないので、若者はこれからどんどんIT産業に進出していくだろうし、業界によっては、有能な若い経験者の取り合いになっている。

私は早急な対策として、下記を実施すべきだと強く思う。

・IT技術を導入して、年齢、経験に関係無く自社の技術を簡単に継承できるような、プログラム作りに励む事。

・未経験者でもどんどん雇って、しっかりと教育していく事。

これに尽きるかと思います。むしろ、これくらいの事が出来ない企業は今後厳しい状況になることは明白である。

何十社と応募したり、面接したりして分かって来ましたが、未だに「年齢フィルター」と「経験者フィルター」を強くかけている企業が多く存在する気がします。



もちろん、自社の発展の為にすぐに辞められたりすると困るだろうし、即戦力は有難いのだから気持ちは分かる。しかし、これからますます有能な若者は、分母数が減っていく事は明らかなので、新しい採用の在り方を模索すべきだ。

新しい基準の採用思考

どうすれば良いのかは単純である。例え未経験でも、「やる気」を重視して選考するのだ。

残酷な事実だが、大事な事なので述べておくが、

「思考停止した経験者よりも、やる気に満ち溢れ、常識にとらわれず、果敢にたくさんの事に挑戦する未経験者」の方が、企業にとっては間違いなく役に立ちます。

これはどんな仕事においても、間違いの無い事実です。今はテクノロジーの発展により、今までと同じ仕事のやり方では生き残れなくなってきています。

あらゆる産業には今、転換期が訪れています。その時代の波に乗れないようでは、先が思いやられます…

それでもなお、「経験者」「職歴」「年齢」ばかり重視する企業もたくさんあります。しかしこれから求められる人材は、どれだけ経験を積んで来たかよりも、どのように柔軟に時代に対応していくかです。

やる気が重要だと言いましたが、自社のサービスや商品に興味を持ち、「たとえ未経験であっても、それを柔軟に学んで行く姿勢がある人材」それこそが今後自社を支えて行くのではないのか?と言う思考も必要であると思います。

人事からすればもちろん経験者の方が手っ取り早いし、早く自社には貢献してくれますが、いくら有能であっても、言われた事しかできない社員なんて、無能に近いとすら思う私です。

さて、皆さんはどちら側の人材ですか?

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