最近、様々な人の価値観に出会い、様々な事を考えるようになってきた。

そして、幸せについて考える度に、その奥深さ故に心を悩ませる毎日を送っている。

ふと考えたが、他人の幸せを願うならば、絶対に自己犠牲がつきまとうのではないか。無償の愛などあり得るのだろうか。

何かを愛するという事は、何かを捨てる事なのではないのか。

例えばAとB、人生って、どちらかの選択にすぎやしないだろうか?真ん中をとって、均衡な人生を歩んで、どちらも幸せに出来る事などあり得るのだろか。

難しい問題ではあるが、AとB、どちらも手に入れたいと言うのは、自分のワガママに過ぎないのかと最近思う。

人を愛する事って、相手の絶対的な価値観を受け入れる事なのだろうけど、それを譲歩した時点でもう、自分が自分でなくなるのだから、幸せや愛とは、自己犠牲の極みであるとは言えないだろうか。

幸せとは、許容である。本当にそう感じる毎日である。