世界的にも評価が高い、「メイドイン、ジャパン」。私も日本人のくせに、何故だかメイドインジャパンを見るとそれだけで安心してしまう。
だが、ちょっと待て。
良く考えれば、それを盲信してしまうのもどうなのかと最近思い始めた。
良く考えれば、それを盲信してしまうのもどうなのかと最近思い始めた。
と言うのも、いくらメイドインジャパンだろうが、作っているのは大多数が今はまだ人間なので、クオリティ=製造者の意気込みと同等。
突き詰めるところ、やっぱりメイドインジャパンであろうと、製造者がとことんクオリティに妥協する事なく、広い目で物事を見て、とことん研究し尽くされた物で無い限りは、いつかクオリティは下がるよな。
あと、良いメイドインジャパンの品物を作る絶対条件が、やっぱり製造者がそれを好きかどうかにかかってる。
良い物を作ることだけなら、ロボットでも良い。人間たる所以は、その物を常に進化させ、考えながら楽しく創り出す事なのだから。
少なくとも、製造業に関わっている人間は、自分の作り出している物について、好きでなければならない。そうでもない人間に、そんな人間ばかりいる会社に良い物なんて絶対作れない。